お正月に作ってみました。キャロットラペ!
別にお正月に張り切って作るようなものではないので、千切りしたい気分のときにぜひ!
【材料】 にんじん・クコの実・くるみ・その他キャロットラペの作り方に準ずる
【薬膳的ポイント】 「ニンジン+クコの実」の組み合わせ。目を労わるセットです。後出しです。
★クコの実・・・古くから「不老長寿」の薬として知られる、杏仁豆腐の上に乗っている赤い実。
枸杞子(くこし)という生薬名で漢方薬にも使われています。「肝」と「腎」を補います。
【効能】滋補肝腎・益精明目・強健筋骨・潤肺 (「暮らしの薬膳手帖」より)
( ↑韓国ドラマ「九尾の狐とキケンな同居」より)
東洋医学の考え方では、目は「肝」と繋がっています。は?と思われるでしょうか。
「肝」は肝臓そのものではなく、血液の貯蔵や、気血を巡らせる役割を担っています。
で、「肝は目に開竅する」ということで「肝」を補うクコの実は目にいい。
「飲む目薬」の別名もあるほど!(説明が雑ですみません..興味のある方はぜひ調べてみて下さい!)
抗酸化作用が高いので、「飲む日焼け止め」とも呼ばれています。別名多いな。
スーパーフードのゴジベリーとしても有名な、美容や疲労回復にもおすすめ食材です。
★にんじん・・・薬膳的に「益肝明目」の働きがある人参。(「暮らしの薬膳手帖」より)
肝血を補うことで、目の乾燥・かすみ・視力低下に効果があるとされています。
★以上のことから、クコの実+ニンジンの組み合わせは目の大好物!
またクコの実は、老化に関わる「腎」を補う、アンチエイジング食材でもあります。くるみも。
春は「肝」の季節。忙しい年度末に向けて、毎日がんばっている目にできるだけ優しさを!
ですが「肝」はストレスに弱いので、無理はせず、千切りの気分のときだけ!
【おまけ】韓ドラの話
狐もクコの実茶をストックしているようでした。
999年も生きた上で選んでいるわけなので、間違いないと思います。
written by 宮本麻衣
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