花粉症シーズン到来!
友人が、鼻のムズムズ・目のかゆみなど症状が出始めているそうで、
いい漢方ある?と聞いてくれました。
あります!が、その前に
ちょっと知っておいてほしいこともあります!
漢方での治療には、「標治」と「本治」というのがあります。
●標治(ひょうち):今ある辛い症状をまず取り除く治療
●本治(ほんち):根本の原因を見極めて体質を改善する治療
木に例えると
●標治:傷んだ葉っぱの手入れ
●本治:幹や根っこの改善 みたいなイメージです。
傷んだ葉を切って一時的にしのいでも、
根っこの状態が悪いと、また弱くて痛みやすい枝葉が伸びてきてしまう。
傷んだ枝葉の手入れをしながら、
根っこにしっかり栄養をあげて、その栄養を枝葉まで行き渡らせる!
このように「標本同治」といって、標治と本治を同時に行うのが良いとされています。
体質改善で根っこの状態が改善してくると、傷みにくい元気な枝葉が伸びてくる、つまり症状が出にくくなってきます。
症状が出ても軽く済むことが多く、早く回復しやすいです。
話を花粉症に戻すと、
●標治:鼻水、くしゃみ、目のかゆみなど、今困っている症状を改善する
●本治:粘膜や皮膚のバリア機能・免疫力を高め、アレルギーが起きにくい体づくりをする
生活習慣の改善に加え、漢方でもお役に立てることがたくさんあります!
症状や体質に合わせてご提案しますので、お気軽にご相談ください♪
written by 宮本麻衣
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